URARAクリニック

【医師監修】肥満症治療薬とは?承認されている薬の一覧・使える条件と保険・飲み薬と注射の違い

サムネイル

「肥満症の治療薬にはどんなものがある?」「保険は使える?」「飲み薬はある?」と気になって調べている方も多いでしょう。

近年、日本でも肥満症の治療薬として新しい注射薬が承認され、注目が集まっています。ただし、肥満症治療薬は、体重が気になる人なら誰でも使える薬ではなく、使える条件が細かく決められています。

この記事では、肥満と肥満症の違いから、日本で使える肥満症治療薬の一覧、効果、保険が使える条件、副作用、飲み薬と注射の違い、市販薬、糖尿病の薬をダイエットに使う場合の注意点までを、医師の監修のもとで解説します。

【監修医師】与那覇 靖(URARAクリニック 統括院長)

浜松医科大学卒業。日本内科学会・日本抗加齢学会・日本肥満症治療学会所属。

安全のため、以下に当てはまる方はサービスを提供できないことが多くございます。何卒ご留意ください。

18歳未満75歳以上/BMIが18.5以下/がん/心疾患/肝疾患/腎疾患/妊娠中/授乳中/産後3ヶ月以内の方

肥満症治療薬とは?「肥満」と「肥満症」の違い

診察室で医師から説明を受ける男性

日本肥満学会の基準では、BMI(体重kg÷身長mの2乗)が25以上を「肥満」といいます。そのうち、肥満が原因となる健康障害がある、または内臓脂肪が多くて健康障害が起こりやすい状態で、医学的に減量が必要なものを「肥満症」といいます。

肥満症の健康障害には、2型糖尿病などの耐糖能障害、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症・痛風、脂肪肝、睡眠時無呼吸症候群、膝や腰の関節の病気などがあります。

肥満症治療薬は、この「肥満症」の治療のために承認された薬です。治療の基本は食事療法・運動療法・行動療法で、薬はそれだけでは十分な効果が得られない場合に、条件を満たす方に使われます。

先着5名様限定!
オープン記念月々9780円〜※
無料カウンセリングはこちら
※当社指定の信販会社をご利用いただいた分割料金

日本で承認されている肥満症治療薬と、市販薬の違い

窓の外を見ながら考える女性

国内で承認された製剤について、肥満症などに関する効能をまとめました。承認されていることと、保険診療で使えることは同じではありません。

薬(成分)種類使い方承認された主な対象
ウゴービ(セマグルチド)GLP-1受容体作動薬週1回の皮下注射条件を満たす肥満症の方(下記)
ゼップバウンド(チルゼパチド)GIP/GLP-1受容体作動薬週1回の皮下注射条件を満たす肥満症の方(下記)
サノレックス(マジンドール)食欲抑制薬内服(最長3か月)高度肥満症(下記)
防風通聖散・防已黄耆湯・大柴胡湯去大黄など漢方薬内服それぞれの効能に当てはまる体質・症状の肥満症

マジンドールは、食事療法・運動療法で十分な効果が得られない高度肥満症(肥満度+70%以上、またはBMI35以上)の方に、補助として使われる薬です。投与期間はできるだけ短く最長3か月までで、1か月以内に効果がなければ中止します。

市販薬のアライは「肥満症の治療薬」ではない

アライ(オルリスタット)は、薬剤師から説明を受けて購入する要指導医薬品です。対象は、腹部が太めの18歳以上の方(腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上)で、生活習慣の改善に取り組んでいる場合の内臓脂肪・腹囲の減少に使う薬です。肥満症の治療薬として承認されたものではありません。

服用前に3か月以上の生活習慣の改善に取り組み、購入時には取り組みの記録や病歴・飲んでいる薬などを薬剤師が確認します。服用を始めて6か月で腹囲や体重が減らない場合は、服用をやめて相談します。糖尿病・高血圧・脂質異常症などがある方は、自己判断で使わず医療機関に相談してください。購入方法などはアライの記事もご覧ください。

ウゴービとゼップバウンドの違いは、ウゴービとゼップバウンドの違いで詳しく解説しています。漢方薬については、漢方で痩せるかを解説した記事もご覧ください。


肥満症治療薬の効果は?臨床試験でわかっていること

診察室で医師の説明を聞く女性

STEP 1(セマグルチド)とSURMOUNT-1(チルゼパチド)は、糖尿病がなく、BMI30以上、またはBMI27以上で体重に関連する病気がある成人を対象に、食事・運動への取り組みとあわせて行われた海外中心の臨床試験です。

臨床試験期間開始時からの平均体重変化率(薬)平均体重変化率(偽薬)
STEP 1:セマグルチド2.4mg(N Engl J Med 2021)68週−14.9%−2.4%
SURMOUNT-1:チルゼパチド(N Engl J Med 2022)72週5mg −15.0%/10mg −19.5%/15mg −20.9%−3.1%

これらは別々の試験の結果で、この数字だけで薬どうしの優劣は判断できません。また、各試験で決められた対象者・用量・併用療法での結果であり、URARAクリニックの複合治療による減量率を示すものではなく、同じ結果が得られることを保証するものでもありません。効果には大きな個人差があります。

セマグルチドやチルゼパチドでは、投与をやめたあとに体重が再び増えたことを示した研究(STEP 1の延長研究、SURMOUNT-4など)もあります。中止後の変化には食欲や代謝の変化も関係するため、薬を続けるか・やめるか、その後の体重管理を医師と相談することが大切です。

先着5名様限定!
オープン記念月々9780円〜※
無料カウンセリングはこちら
※当社指定の信販会社をご利用いただいた分割料金

ウゴービ・ゼップバウンドを使える条件と、保険の条件

テーブルでノートに記録をつける女性

承認された対象

ウゴービ・ゼップバウンドの肥満症に対する承認対象は、食事療法・運動療法で十分な効果が得られず、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかがあり、さらに次のどちらかに当てはまる方です。

  • BMIが27以上で、肥満に関連する健康障害が2つ以上ある
  • BMIが35以上

BMIが35以上の場合も、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかがあることが必要です。承認対象から外れる使い方は、自費であっても適応外使用になります。

保険診療で使うための条件

保険診療では、承認対象に当てはまることに加え、国のガイドライン(最適使用推進ガイドライン)などで決められた医療機関・医師の要件、投与前の治療歴、管理栄養士による栄養指導、継続の評価などの条件を満たす必要があります。そのため、どこのクリニックでも保険で処方してもらえるわけではありません。

肥満外来の受診の流れや費用は肥満外来の記事、医療ダイエット全般の保険適用の考え方は医療ダイエットの保険適用の記事で解説しています。


肥満症治療薬の主な副作用と注意点

ソファでお腹に手を当てて休む女性
薬主な副作用注意したい重大な副作用
ウゴービ・ゼップバウンド吐き気・嘔吐、下痢、便秘、腹痛、食欲低下急性膵炎、胆石・胆のう炎、腸閉塞、低血糖(糖尿病の薬との併用時など)
マジンドール口の渇き、便秘、不眠、動悸依存性、肺高血圧症
漢方薬下痢、動悸、胃の不快感など偽アルドステロン症、肝機能障害、間質性肺炎など(処方による)

市販薬のアライでは、油をともなう便、便失禁、おならと一緒に油が出るなどが起こることがあります。脂溶性ビタミンの吸収に影響することがあるため、食事や服用上の注意は薬剤師の説明に従い、そのほかの副作用や使えない条件は製品の説明書で確認してください。

強い腹痛が続く、背中まで痛む、吐き気・嘔吐が止まらないといった場合は、急性膵炎や胆のうの病気、腸閉塞などの可能性があるため、すぐに受診してください。妊娠中・妊娠を希望している方、授乳中の方、持病がある方は、使える薬が限られます。

URARAクリニックの公式LINEでは、カウンセリングのご予約やご相談を受け付けています。

LINEで相談・予約する
先着5名様限定!
オープン記念月々9780円〜※
無料カウンセリングはこちら
※当社指定の信販会社をご利用いただいた分割料金

肥満症治療薬は飲み薬?注射?市販薬はある?

食事の前に白湯を飲む女性
注射薬飲み薬(内服薬)
肥満症の承認がある薬ウゴービ・ゼップバウンド(週1回、自分で皮下注射)マジンドール(高度肥満症に最長3か月)、肥満症を効能に含む漢方薬
市販薬—アライ(肥満症の治療薬ではなく、内臓脂肪・腹囲の減少に使う要指導医薬品)

なお、糖尿病の治療薬として承認されている内服薬(リベルサスなど)は、肥満症の治療薬としては承認されていません。


糖尿病の薬をダイエット目的で使う場合の注意

カウンセリングで医師に相談する女性

マンジャロ(チルゼパチド)・オゼンピック(セマグルチド)・リベルサス(セマグルチドの飲み薬)などは、日本では2型糖尿病の治療薬として承認された薬で、肥満症の治療薬としては承認されていません。

これらを減量目的で使う場合は、承認された効能・効果の範囲外の使用(適応外使用)になります。日本糖尿病学会は、GLP-1受容体作動薬などの糖尿病治療薬を美容・痩身目的で適応外使用することについて、安全性などの観点から注意を呼びかけています。

美容・痩身を目的とする自由診療で使う場合、費用は全額自己負担で、このような適応外使用による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度では原則として救済の対象外です(最終的には使用目的・方法などをふまえて個別に判断されます)。説明と同意があっても、その使い方の有効性・安全性が確立するわけではありません。承認された肥満症治療薬を含む選択肢や、そもそも薬による治療が必要かどうかを、医師と検討しましょう。

先着5名様限定!
オープン記念月々9780円〜※
無料カウンセリングはこちら
※当社指定の信販会社をご利用いただいた分割料金

体重の悩みを医師に相談したい方へ

URARAクリニックの受付

肥満症に当てはまるかどうか、どの治療が合うかは、BMIや持病、これまでの治療によって変わります。まずは医師に相談し、自分の状態を確かめることが大切です。

URARAクリニックの『医療美痩身』では、全身の体重・体型の管理を目的に、診察の結果に応じて、栄養指導・内服薬・注射薬・機器による施術の必要性を医師が判断し、組み合わせる複合治療をご提案しています。『医療美痩身』は自由診療で、効果には個人差があります。

URARAクリニックの症例

症例No.00092 施術前後の変化(正面)40代女性の医療美痩身症例

症例No.00092|40代女性・164cm|58.5kg→55.3kg(−3.2kg)

治療内容:遺伝子検査、次世代医療機器、脂肪溶解注射、ダイエット点滴、ダイエット薬、オリジナルサプリメント、NMNサプリ、漢方サプリ、プロテイン、医師の問診、栄養指導 症例の詳細を見る

症例No.00118 施術前後の変化(正面)40代女性の医療美痩身症例

症例No.00118|40代女性・148cm|72.2kg→69.2kg(−3.0kg)

治療内容:遺伝子検査、次世代医療機器、脂肪溶解注射、ダイエット点滴、ダイエット薬、オリジナルサプリメント、NMNサプリ、漢方サプリ、プロテイン、医師の問診、栄養指導 症例の詳細を見る

症例No.00120 施術前後の変化(正面)50代男性の医療美痩身症例

症例No.00120|50代男性・168cm|73.0kg→69.4kg(−3.6kg)

治療内容:遺伝子検査、次世代医療機器、脂肪溶解注射、ダイエット点滴、ダイエット薬、オリジナルサプリメント、NMNサプリ、漢方サプリ、プロテイン、医師の問診、栄養指導 症例の詳細を見る

治療期間の目安:3ヶ月程度(通院は月1〜4回程度)

※コース総額 97,000円〜1,812,000円(税込)。表示の月額は当社指定の信販会社をご利用した分割料金。詳細はカウンセリング時にご説明します。

副作用・リスク:赤み、ヒリヒリ感、稀に強いひりつきや水ぶくれ、知覚過敏、無感覚、内出血、じんましん、凍傷、施術後数日の痛みやしびれ、便秘、吐気、腹満、下痢、倦怠感、頭痛などの症状が出る場合があります。

※効果には個人差があります。

上の症例は、URARAクリニックの『医療美痩身』を実際に受けた方で、体重の変化は複合治療全体の結果です(特定の薬の効果を示すものではありません)。治療の内容・標準的な費用・主なリスクは、施術・料金のページとカウンセリングでご確認ください。

先着5名様限定!
オープン記念月々9780円〜※
無料カウンセリングはこちら
※当社指定の信販会社をご利用いただいた分割料金

よくある質問

医師にダイエットの相談をする女性

Q. 肥満を解消する薬はありますか?

肥満症の治療薬として、ウゴービ・ゼップバウンド(注射)、マジンドール(高度肥満症の内服薬)、肥満症を効能に含む漢方薬などがあります。いずれも承認された対象が決められており、食事療法・運動療法が治療の基本です。

Q. ウゴービを処方してもらう条件は?

食事・運動療法で十分な効果が得られず、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかがあり、さらにBMI27以上で肥満に関連する健康障害が2つ以上、またはBMI35以上であることが承認対象です。保険診療では、これに加えて医療機関・医師の要件や投与前の治療歴なども求められます。

Q. ウゴービとマンジャロはどっちが効きますか?

マンジャロは2型糖尿病の治療薬で、肥満症の承認があるチルゼパチド製剤はゼップバウンドです。効果を比べるには対象者や用量をそろえた研究を確認する必要があり、この記事で紹介したSTEP 1とSURMOUNT-1の数字だけでは優劣を判断できません。薬は、減量率だけでなく適応・持病・副作用をふまえて選びます。

Q. 肥満症治療薬は飲み薬ですか?

ウゴービ・ゼップバウンドは週1回の注射薬です。肥満症の承認がある飲み薬には、高度肥満症に最長3か月使われるマジンドールや、肥満症を効能に含む漢方薬があります。市販薬のアライは飲み薬ですが、肥満症の治療薬ではありません。

Q. 肥満症治療薬は保険適用されますか?

条件を満たす肥満症の方が、条件を満たす医療機関で治療を受ける場合は保険適用になることがあります。見た目を目的とした減量などは保険の対象外です。

Q. 市販で買える肥満症の薬はありますか?

肥満症の治療薬として承認された市販薬はありません。アライ(オルリスタット)は、腹囲が男性85cm以上・女性90cm以上の18歳以上の方が、生活習慣の改善に取り組んでいる場合の内臓脂肪・腹囲の減少に使う要指導医薬品で、薬剤師の確認を受けて購入します。

Q. 肥満症治療薬の副作用は?

ウゴービ・ゼップバウンドでは吐き気・下痢・便秘などが多く、急性膵炎や胆のう炎などの重大な副作用もあります。強い腹痛や止まらない嘔吐があればすぐに受診してください。

Q. 薬をやめたらリバウンドしますか?

セマグルチドやチルゼパチドでは、投与をやめたあとに体重が再び増えたことを示した研究があります。食欲や代謝の変化も関係するため、薬の継続・中止とその後の体重管理を医師と相談しましょう。

まとめ

川沿いを一緒にウォーキングする男女

肥満症治療薬には、ウゴービ・ゼップバウンド(週1回の注射)、高度肥満症に使うマジンドール、肥満症を効能に含む漢方薬などがあります。いずれも承認された対象が決められており、保険で使える医療機関も限られます。市販のアライは、肥満症の治療薬ではなく、内臓脂肪・腹囲の減少に使う要指導医薬品です。

マンジャロ・オゼンピック・リベルサスなどの糖尿病の薬を減量目的で使う場合は適応外使用になり、学会も美容・痩身目的の使用に注意を呼びかけています。承認された治療を含む選択肢や、薬による治療が必要かどうかを医師と検討しましょう。

URARAクリニックでは、医師が診察し、管理栄養士と連携しながら、一人ひとりの状態に合わせた全身の体重・体型管理『医療美痩身』をご提案しています。

まずはお気軽に無料カウンセリング予約をお申し込みください。ご自身のダイエット目的・健康状態に合わせたプランをご提案します。

先着5名様限定!
オープン記念月々9780円〜※
無料カウンセリングはこちら
※当社指定の信販会社をご利用いただいた分割料金

記事の監修者

20年以上にわたり、内科医として循環器や糖尿病患者の診療を担当してきました。疾病を予防するためには、肥満を克服することが極めて重要ですが、健康的な方法での体重減少は簡単なことではありません。痩身が実現できないかとの思いから、医療痩身の分野に足を踏み入れました。信頼性の高いエビデンスに基づいた新しい痩身メソッドの確立を目指し、『美痩身』を実現するために尽力しています。

人生100年時代における美容と健康に貢献すべく、医療技術及び健康への飽くなき探求を行い、”美と健康の医療的プロフェッショナル集団”であり続けるよう、日々邁進しております。ぜひご来院お待ちしております。

【経歴】

  • 1992年3月 浜松医科大学卒業
  • 1998年4月 名古屋大学医学部附属病院勤務
  • 2000年10月 医療法人尚徳会ヨナハ総合病院勤務
  • 2015年4月 医療法人尚豊会みたき総合病院勤務

【所属学会】

  • 日本内科学会
  • 日本循環器学会
  • 日本人間ドック学会
  • 日本抗加齢学会
  • 日本再生医療学会
Contents
コンテンツ
Image 1 Image 1 Hover

Reasons to Choose

選ばれる理由

Image 2 Image 2 Hover

Medical beauty slimming?

医療美痩身とは

Image 3 Image 3 Hover

For Guest

初めての方へ

Image 4 Image 4 Hover

Menu

施術メニュー

Image 5 Image 5 Hover

Case

症例

Image 6 Image 6 Hover

Doctor

ドクター紹介

Image 7 Image 7 Hover

Column

コラム

Image 8 Image 8 Hover

Clinic

クリニック一覧

Image 9 Image 9 Hover

Q&A

よくある質問

Reserve

無料カウンセリング予約はこちら

美しい痩せ方を実現したいあなたへ

痩せながら美しくなる医療美痩身のURARAクリニックでまずはあなたの体質に合う痩せ方を知ってみませんか?

無料カウンセリングはこちらからお申し込みできます。