URARAクリニック

【医師監修】コレステロールを下げる薬で痩せる?太る?スタチンと体重の関係を解説

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「コレステロールを下げる薬を飲めば、ついでに痩せられるの?」「ロスバスタチンで痩せたって口コミは本当?」

健康診断で脂質異常症を指摘されて服薬を始めた方や、これから治療を検討している方から、とてもよくいただく質問です。

結論からお伝えすると、コレステロールを下げる薬(スタチン系など)に、体重を減らす効果はありません。これらは血液中の脂質の数値を改善するための薬であり、痩せることを目的とした薬ではないためです。

この記事では、コレステロールを下げる薬と体重の関係について、「痩せる」という噂の真相、逆に「太った」と感じる理由、そしてコレステロール値と体重の正しい因果関係まで、URARAクリニック 統括院長・与那覇 靖の監修のもと解説します。

【監修医師】与那覇 靖(URARAクリニック 統括院長)

浜松医科大学卒業。日本内科学会・日本抗加齢学会・日本肥満症治療学会所属。


【結論】コレステロールを下げる薬に
「痩せる効果」はありません

コレステロールを下げる薬と体重の関係のイメージ

スタチン系をはじめとする脂質異常症の治療薬は、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)などの数値を改善するための薬です。脂肪細胞を減らしたり、食欲を抑えたりする作用はなく、体重減少を目的として処方されることもありません。

「コレステロールの薬で痩せた」という口コミを見かけることがありますが、多くの場合、服薬開始と同時に食事や運動などの生活習慣を見直した結果であり、薬そのものの効果ではないと考えられています。痩せる目的でこれらの薬の処方を希望することは適切ではありませんので、ご注意ください。


コレステロールを下げる薬とは?
主な種類と役割

コレステロールを下げる薬(脂質異常症治療薬)にはいくつかの系統があり、患者さんの数値や状態に合わせて処方されます。

スタチン系(ロスバスタチン・ピタバスタチン・アトルバスタチンなど)

最も広く使われている系統で、肝臓でのコレステロール合成を抑えることで、血液中のLDLコレステロールを下げます。ロスバスタチン、ピタバスタチン、アトルバスタチンなどが代表的です。ジェネリック医薬品も多く、脂質異常症治療の第一選択とされることが多い薬です。

スタチン以外の薬

小腸でのコレステロール吸収を抑えるエゼチミブ、中性脂肪を下げる作用が中心のフィブラート系など、働き方の異なる薬もあります。どの薬が適しているかは、脂質のどの数値がどの程度高いかによって医師が判断します。


「ロスバスタチンで痩せる」
「ピタバスタチンで痩せる」という噂は本当?

ロスバスタチン・ピタバスタチンと体重変化の噂を検証するイメージ

検索やSNSでは「ロスバスタチン 痩せる」「ピタバスタチン 痩せる」といった言葉を見かけますが、医学的にはどうなのでしょうか。

ロスバスタチンと体重の関係

ロスバスタチンはLDLコレステロールを強力に下げることを目的としたスタチン系の薬です。体重を減らす薬理作用はなく、「痩せる薬」ではありません。服用中に体重が変化した場合は、食事内容や運動量など生活習慣の変化が影響している可能性が高いと考えられます。

ピタバスタチンと体重の関係

ピタバスタチンも同じスタチン系の薬で、考え方はロスバスタチンと同様です。痩身を目的とした処方は行われず、体重への直接的な作用は期待できません。「痩せたい」という目的がある場合は、薬に頼るのではなく、後述する食事・運動・医療ダイエットなどの方法を検討しましょう。


むしろ「太った」と感じるのはなぜ?
考えられる3つの理由

一方で、「コレステロールの薬を飲み始めてから太った気がする」という声もあります。薬が直接体重を増やすという報告は一般的ではありませんが、次のような要因が重なっている可能性があります。

1. 安心感による食生活の緩み
「薬で数値が下がっているから大丈夫」という安心感から、食事量や間食が増えてしまうケースです。薬は数値を改善しても、食べ過ぎた分のカロリーを帳消しにはできません。

2. 加齢による基礎代謝の低下
脂質異常症の治療を始める年代は、基礎代謝が下がりやすい時期と重なります。若い頃と同じ食生活のままでは、体重が増えやすくなります。

3. 運動不足の継続
数値が薬で改善すると、運動へのモチベーションが下がってしまう方もいます。体重管理と数値の維持には、服薬中も食事・運動の継続が大切です。

体重の変化が気になる場合も、自己判断で服薬を中止せず、必ず処方医に相談してください。


コレステロール値と体重の正しい関係|
「数値が下がると痩せる」は因果が逆

コレステロール値と体重の因果関係を解説するイメージ

「コレステロールが下がると痩せるの?」という質問もよくいただきますが、因果関係は逆です。コレステロール値が下がったから痩せるのではなく、体重(特に内臓脂肪)が減った結果として、コレステロールや中性脂肪の数値が改善しやすくなります。

内臓脂肪が減ると、脂質代謝や糖代謝が改善しやすくなることが知られています。つまり、脂質異常症の根本的な改善を目指すなら、薬で数値を抑えるだけでなく、体重・体脂肪そのものにアプローチすることが本質的な対策になります。

内臓脂肪と中性脂肪の違いについては、中性脂肪と内臓脂肪の違いを解説した記事もあわせてご覧ください

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食事が原因の脂質異常症なら、
生活習慣の見直しが基本

脂質異常症の生活習慣改善のイメージ

脂質異常症の治療は、薬だけに頼るものではありません。特に食生活の乱れや運動不足が原因の場合、生活習慣の見直しが治療の土台になります。

・飽和脂肪酸(脂身の多い肉・バター等)やトランス脂肪酸を控える
・食物繊維(野菜・海藻・きのこ類)を意識して摂る
・週に数回、ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れる
・お酒を飲み過ぎない、禁煙する

こうした改善で体重が減ると、コレステロール値だけでなく血圧・血糖など他の数値にも良い影響が期待できます。健康診断の結果が気になる方は、健康診断のE判定について解説した記事もご参照ください


体重もコレステロール値も改善したい方へ|
医療ダイエットという選択肢

URARAクリニックの医療ダイエットイメージ

「自己流の食事制限や運動では続かない」「何度もリバウンドしてきた」という方には、医師の管理のもとで行う医療ダイエットという選択肢があります。

その代表的な薬剤がGLP-1です。GLP-1(セマグルチド)は体内に存在しているホルモンの一種。脳細胞のGLP-1受容体に働きかけ、満腹感を持続させ血糖上昇を抑える。FDA認可済み。アメリカでは肥満治療薬として認められている、という特徴があります。

URARAクリニックでは、GLP-1などの薬剤単体に頼るのではなく、脂肪冷却や医療用EMSなどの機械施術、管理栄養士による食事指導を組み合わせた「脂肪細胞の数そのものを減らす」複合治療による医療美痩身を提供しています。当院にはこれまでに施術実績9,000名以上※1、リバウンドしない率95%※2という実績があります。

※1 2022/5/1〜2026/8/31に1回以上施術を受けた総数
※2 n=181。2023/1/1〜2026/1/31のPRコース卒業者を対象とした集計

体重と一緒に健康診断の数値も改善していきたい方は、一度無料カウンセリングでご相談ください。

先着5名様限定!
オープン記念月々9780円〜※
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※当社指定の信販会社をご利用いただいた分割料金

よくある質問

Q. コレステロールを下げる薬を飲むと痩せますか?

いいえ。スタチン系をはじめとするコレステロールを下げる薬(脂質異常症治療薬)に、体重を減らす効果はありません。これらの薬は血液中のコレステロール値を改善することを目的としたもので、痩せることを目的とした薬ではありません。

Q. ロスバスタチンやピタバスタチンで痩せたという口コミは本当ですか?

ロスバスタチン・ピタバスタチンなどのスタチン系薬剤に、薬理作用としての痩身効果はないとされています。服用開始と同時期に食事や運動など生活習慣を見直した結果、体重が変化したケースが「薬で痩せた」という印象につながっている場合が多いと考えられます。

Q. コレステロールの薬で太ることはありますか?

コレステロールを下げる薬が直接体重を増やすという報告は一般的ではありません。「薬を飲んでいるから大丈夫」という安心感から食生活が緩む、加齢により基礎代謝が下がる時期と服用開始が重なる、といった生活要因が「太った」という実感につながることがあると考えられています。

Q. コレステロール値が下がると痩せますか?

因果関係は逆です。コレステロール値が下がったから痩せるのではなく、食事改善や運動で体重(特に内臓脂肪)が減った結果として、コレステロールや中性脂肪の数値が改善しやすくなります。数値の改善を目指すなら、体重・体脂肪へのアプローチが基本です。

Q. 脂質異常症でダイエットが必要と言われたら、何から始めるべきですか?

まずはバランスの取れた食事と適度な運動、規則正しい生活習慣が基本です。自己流で改善が難しい場合は、医師の管理のもとで食事指導や医療機器による施術、薬剤を組み合わせる医療ダイエットという選択肢もあります。かかりつけ医に相談のうえ、ご自身に合った方法を選びましょう。

Q. コレステロールの薬をやめたら体重は変わりますか?

薬の有無で体重が直接変わるわけではありません。体重は主に食事量・運動量・生活習慣の影響を受けるため、服薬の中止・継続にかかわらず、体重管理は食事と運動が基本です。自己判断で服薬を中止せず、必ず処方医に相談してください。

Q. コレステロールを下げる薬とダイエット薬(GLP-1など)は同時に使えますか?

薬剤の組み合わせは個々の健康状態によって医師の判断が必要です。自己判断での併用は避け、内服中の薬がある場合は必ず医師・薬剤師に相談のうえ、安全な範囲で医療ダイエットを検討しましょう。

Q. 内臓脂肪を減らすとコレステロール以外にどんな数値が改善しますか?

内臓脂肪の減少は、コレステロール値だけでなく血圧・血糖値・中性脂肪など生活習慣病に関わる複数の数値の改善につながることが知られています。体重・体脂肪へのアプローチは数値改善の土台になります。

Q. 薬を飲みながら痩せるための食事のポイントは?

飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を控え、食物繊維を意識して摂ることが基本です。薬の効果を実感しやすくするためにも、服薬中こそ食事・運動の習慣を継続することが大切です。自己流で続かない場合は医療ダイエットも選択肢になります。

Q. URARAクリニックの無料カウンセリングとは何ですか?

専門スタッフがお体の状態や目標をお伺いし、最適なプログラムをご提案する場です。当日の施術は行わず、無理な勧誘も一切ございません。まずはお気軽にご相談ください。


まとめ

コレステロールを下げる薬と体重の関係について解説しました。

  • スタチン系などのコレステロールを下げる薬に、痩せる効果はない
  • ロスバスタチン・ピタバスタチンも同様で、「痩せる薬」ではない
  • 「太った」と感じる場合は、生活習慣の変化や加齢の影響が考えられる
  • 因果関係は「痩せると数値が改善する」方向。数値改善の本質は体重・体脂肪へのアプローチ

脂質異常症の改善もダイエットも、近道はありませんが、正しい方法を選べば着実に前に進めます。「自己流では難しい」と感じたら、医療の力を借りるのも一つの方法です。まずはURARAクリニックの無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

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18歳未満・75歳以上 / BMIが18.5以下 / がん / 心疾患 / 肝疾患 / 腎疾患 / 妊娠中 / 授乳中 / 産後3ヶ月以内の方

記事の監修者

20年以上にわたり、内科医として循環器や糖尿病患者の診療を担当してきました。疾病を予防するためには、肥満を克服することが極めて重要ですが、健康的な方法での体重減少は簡単なことではありません。痩身が実現できないかとの思いから、医療痩身の分野に足を踏み入れました。信頼性の高いエビデンスに基づいた新しい痩身メソッドの確立を目指し、『美痩身』を実現するために尽力しています。

人生100年時代における美容と健康に貢献すべく、医療技術及び健康への飽くなき探求を行い、”美と健康の医療的プロフェッショナル集団”であり続けるよう、日々邁進しております。ぜひご来院お待ちしております。

【経歴】

  • 1992年3月 浜松医科大学卒業
  • 1998年4月 名古屋大学医学部附属病院勤務
  • 2000年10月 医療法人尚徳会ヨナハ総合病院勤務
  • 2015年4月 医療法人尚豊会みたき総合病院勤務

【所属学会】

  • 日本内科学会
  • 日本循環器学会
  • 日本人間ドック学会
  • 日本抗加齢学会
  • 日本再生医療学会
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