2026.01.29
医療ダイエット
「ゼップバウンドをオンラインで処方してもらえる?」「保険適用になる?」「できるだけ安い方法は?」こうした疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
一方で、ゼップバウンドは“ネットで買えるダイエット薬”ではなく、適応・安全管理・制度上のルールが明確に定められた処方箋医薬品です。
この記事では「ゼップバウンドのオンライン処方」を軸に、オンライン診療の現実、オンライン保険適用の条件、効果、費用(安いの見極め)、個人輸入の危険性まで、無料カウンセリング前に整理できる形で解説します。
先に結論だけ知りたい方へ
ゼップバウンドは個人輸入や通販購入できません。オンライン診療は可能性があっても、保険適用には患者要件・施設要件など厳しい条件があります。まずは医師に「適応になるか」「安全に続けられるか」「費用感」をまとめて相談するのが近道です。
ゼップバウンドとはどんな薬?

ゼップバウンドは、一般名チルゼパチドの注射薬で、肥満症治療薬(持続性GIP/GLP-1受容体作動薬)です。日本では「肥満症」を適応として承認・薬価収載され、一定の条件を満たす場合に限り使用されます。
適応(誰でも使える薬ではない)
添付文書上、ゼップバウンドの効能・効果は「肥満症」ですが、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法・運動療法でも十分な効果が得られないなど条件が付されています。
さらに「最適使用推進ガイドライン対象品目」とされ、保険診療での運用要件が細かく定められています。
「ゼップバウンドのオンライン購入」について

俗に言う「オンラインで薬を購入すること」には大きく2パターンが混ざります。
- オンライン診療:医師が診察し、必要に応じて処方(薬の受け取り方法にもルール)
- 通販・個人輸入:医療機関を介さず入手しようとする動き(リスクが大きい)
前提として、ゼップバウンドは処方箋医薬品であり、「注意-医師等の処方箋により使用すること」と明記されています。
つまり、基本的にはゼップバウンドの個人輸入などは難しいと考えた方がいいでしょう。
ゼップバウンドの「保険適用」は
ハードルが高いことも注意

「ゼップバウンドの保険適用」で最も重要なのは、患者の状態です。保険適用を狙う場合、ここを外すと成立しません。
患者の状態(BMI・合併症・生活習慣改善の実施など)
保険適用上の留意事項では、投与対象として例えば以下が示されています。
- BMI 27以上かつ肥満に関連する健康障害を2つ以上有する、またはBMI 35以上など
- 食事療法・運動療法の治療計画に基づく治療を6か月以上実施しても十分な効果が得られない
- 食事療法について、2か月に1回以上の頻度で管理栄養士による栄養指導を受けている…等
どこでも保険で出せるの?
最適使用推進ガイドラインでは、適切な患者選択・中止判断・重篤副作用対応のため、一定の条件を満たす医療機関で使用すべきとされます(例:標榜科、関連学会の教育施設等の要件)。
ゼップバウンドの効果をおさらい

ゼップバウンドに関しての質問で多い、「何キロ痩せるか?」ですが、本来は体重だけでなく合併症などのリスクも含めて考えるべきです。
海外の主要試験:72週で平均-15〜-20.9%の体重減少
肥満症(糖尿病なし)を対象にした大規模試験(72週)では、週1回のチルゼパチドで体重変化率が平均-15.0%(5mg)、-19.5%(10mg)、-20.9%(15mg)、プラセボ-3.1%と報告されています。
また、体重5%以上減少を達成した割合は85〜91%で、20%以上減少も10mgで50%、15mgで57%と報告されています。
日本での適用は「生活習慣改善が前提」
適用にあたっては肥満症治療の基本である食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られない場合に対象とするとされています。
薬を使う=何もしなくて痩せる、ではありません。むしろ食事・運動・行動を「続けられる形に整える」ことが、リバウンドや中止後の再増加リスクを下げる鍵になります。
用法・用量(自己注射)について
ゼップバウンドは週1回の皮下注射で、通常2.5mgから開始し、4週間ごとに2.5mgずつ増量して週1回10mgへ(状態により調整、最大15mgまで)とされています。
胃腸症状など忍容性に応じて、減量や漸増の延期も考慮されます。
副作用・注意点も見落とさず(安全管理が重要)

見落としがちなポイントが副作用などです。添付文書には、以下のような注意が記載されています。
- 胃腸症状(悪心、嘔吐、下痢など)は比較的多く、増量期に出やすい
- 急性膵炎:嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛などがあれば中止し受診
- 脱水→急性腎障害(下痢・嘔吐が続く場合は要注意)
- 胆石症・胆嚢炎等の可能性:腹痛などがあれば精査を考慮
- 甲状腺関連症候の確認
- 2型糖尿病を有する場合、併用薬等により低血糖への注意が必要
- 自己注射は教育訓練の上で、医師の管理指導のもとで実施
薬の効果だけで選ぶのではなく、前後のフォローを丁寧に行なってくれるクリニックを選びましょう。
「ゼップバウンドが安いのはどこ?」と
探す前に薬の相場をチェック

費用は大きく①薬剤費 ②診察・検査・指導 に分かれます。ここで見落としがちなのが「薬剤費だけ安い」ケースです。
薬価(参考)
薬価の例として、田辺三菱製薬の公表情報では以下の通りです。(1キット)
| 規格 | 薬価(1キット) | 4週分の目安(薬剤費のみ) |
|---|---|---|
| 2.5mg | 3,067円 | 12,268円 |
| 5mg | 5,797円 | 23,188円 |
| 7.5mg | 7,721円 | 30,884円 |
| 10mg | 8,999円 | 35,996円 |
| 12.5mg | 10,180円 | 40,720円 |
| 15mg | 11,242円 | 44,968円 |
※上記はあくまで薬剤費の概算です。実際の自己負担は保険適用の可否、負担割合、診察・検査・栄養指導等で変動します。
「安い:の落とし穴:フォロー不足・非正規ルート
価格だけで選ぶと、以下のリスクが上がります。
- 検査やフォローが少なく、副作用対応が遅れる
- 個人輸入・出所不明の製品に誘導される
ゼップバウンドの個人輸入はおすすめできません
(健康被害・偽造品)

「ゼップ バウンドの個人輸入」は、結論から言うと避けるべきです。
政府広報オンラインは、海外からの医薬品の個人輸入について、日本で安全性・品質が確認されていない医薬品を服用したことで副作用などの健康被害が報告されていると注意喚起しています。
また厚生労働省関連ページでも、偽造医薬品の可能性や有害事象の報告がある製品が示され、安易な個人輸入を控えるよう呼びかけています。
注射薬は特に、保管(温度管理)や取り扱い、自己注射手技、体調変化時の対応が重要です。
ゼップバウンドのよくある質問まとめ

Q1. ゼップバウンドはオンライン処方でもらえますか?
A. いいえ。現状、ゼップバウンドは処方箋医薬品で、医師の診察と処方箋が必要です。
Q2. ゼップバウンドのオンライン診療でも保険適用になりますか?
A. 可能性はありますが、保険適用には患者要件(BMI・合併症・生活習慣改善の実施など)があり、条件は厳格です。
Q3. ゼップバウンドの効果はどれくらいですか?
A. 海外の72週試験では平均で体重-15.0%(5mg)、-19.5%(10mg)、-20.9%(15mg)が報告されています。個人差があり、生活習慣改善とセットで設計することが重要です。
Q4. ゼップバウンドが安いところを選んでも大丈夫?
A. 価格だけで選ぶと、フォロー不足・非正規ルート(個人輸入等)のリスクが上がります。薬剤費だけでなく、検査・栄養指導・副作用対応まで含めた“総コスト”で判断しましょう。
Q5. ゼップバウンドを個人輸入してもいいですか?
A. おすすめできません。政府から、個人輸入医薬品による健康被害や品質・偽造品リスクについて注意喚起があります。
記事の監修者

統括院長
20年以上にわたり、内科医として循環器や糖尿病患者の診療を担当してきました。疾病を予防するためには、肥満を克服することが極めて重要ですが、健康的な方法での体重減少は簡単なことではありません。痩身が実現できないかとの思いから、医療痩身の分野に足を踏み入れました。信頼性の高いエビデンスに基づいた新しい痩身メソッドの確立を目指し、『美痩身』を実現するために尽力しています。
人生100年時代における美容と健康に貢献すべく、医療技術及び健康への飽くなき探求を行い、”美と健康の医療的プロフェッショナル集団”であり続けるよう、日々邁進しております。ぜひご来院お待ちしております。
【経歴】
- 1992年3月 浜松医科大学卒業
- 1992年4月 みなと協立総合病院勤務
- 1998年4月 名古屋大学医学部附属病院勤務
- 2000年10月 医療法人尚徳会ヨナハ総合病院勤務
- 2015年4月 医療法人尚豊会みたき総合病院勤務
- 2022年10月 URARAクリニック銀座院勤務
【所属学会】
- 日本内科学会
- 日本循環器学会
- 日本人間ドック学会
- 日本抗加齢学会
- 日本再生医療学会
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