2024.08.04
医療ダイエット
「なかなか落ちない脂肪ってどうやったら減らせるの…?」
「しつこい余分な脂肪を早くなくしたい…!」
など、誰もが一度は「体に付いてしまった脂肪を減らしたい!」と考えたことがあると思います。
脂肪を効率よく減らすためには、そのメカニズムや手法を理解して、ご自身に何が最も効果的なのか?を検討する必要があります。
本記事では、脂肪細胞を減らす仕組みや減らす方法について解説します。脂肪を減らしたいと悩んでいる方はぜひご一読ください。
そもそも脂肪細胞とは?
脂肪細胞は、血液中の余分な脂質や糖分を取り込み、エネルギーとして蓄えるために必要な細胞です。脂肪細胞内に取り込まれた脂質は、体温の維持や内臓を正常な位置に保つ役割を担っています。
脂質や糖質を蓄えるほど、脂肪細胞は大きくなり、通常80マイクロメートル前後ですが、肥満体型になると最大140マイクロメートルまで膨れ上がります。
ここでは、脂肪細胞の特徴を解説します。
脂肪細胞の種類
脂肪細胞には「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の2種類あります。このうち、通常太る原因になるのは「白色脂肪細胞」です。
食べ過ぎや運動不足によって摂取カロリーが消費カロリーを超えると、血液中に中性脂肪が増え、白色脂肪細胞はこれを取り込んで肥大化します。肥満体型の方の贅肉の正体は、脂質を蓄えて肥大化した脂肪細胞です。
脂肪細胞の数
脂肪細胞は通常約300億個と言われていますが、多い人だと約600億個に近い脂肪細胞を持っています。
脂肪細胞の数は基本的に幼少期から思春期~20歳前後の成人までの生活習慣で決まり、栄養の摂取状況によって変化すると言われています。
特に女性は思春期になると体脂肪が増えます。これはエストロゲンという脂肪を蓄える役割を持つ女性ホルモンが多く分泌されるからです。エストロゲンの影響により、女性らしい丸みのある体付きになり、脂肪細胞から分泌されるレプチンによって月経周期が維持されます。
脂肪細胞が肥大化する理由
脂肪細胞は体全身に存在します。太ってしまう理由は、脂肪細胞が脂肪を蓄えすぎて肥大化してしまうからです。
また、基本的に成人後は脂肪細胞の数は増えないと言われていますが、近年では肥満体型が進み、1つの脂肪細胞で蓄えられる脂肪の量に限界を迎えると、細胞が分裂し、肥満細胞の数が増えることが分かっています。
つまり、肥満が進めば進むほど、肥大化した脂肪細胞が増えていくため、体型が太っていくという仕組みになります。
脂肪細胞を減らすには?
ここまで、脂肪細胞の仕組みや太るメカニズムについて解説してきました。そこで、皆さまが気になるのが「脂肪細胞を減らすにはどうすればいいの?」という点だと思います。
ここでは、脂肪細胞を減らす仕組みについて解説します。
脂肪細胞の数は一度増えると基本的に減らない
太る理由は脂肪細胞の数が増えることなので、「増えてしまった脂肪細胞を減らせば、痩せられるんじゃないか?」と考える方も多いと思います。
しかし、一度増えてしまった脂肪細胞が大幅に減る可能性は非常に低いです。
若い頃や思春期に肥満体型になってしまうとなかなか痩せにくいと言われるのは、そもそも脂肪細胞の数が減らせないからです。
ダイエットでは脂肪細胞の数は減らない?
ダイエットに真剣に取り組むことで実際に痩せた方も多くいらっしゃいます。
実はダイエットで痩せる要因は、脂肪細胞の数自体が減ったからではなく、脂肪細胞のサイズが脂肪燃焼によって小さくなったからです。加えて、仮にダイエットで一度は痩せたとしても、脂肪細胞の数は減っていないので、再び脂肪細胞が肥大化してしまうと、すぐにリバウンドしてしまいます。
また、ダイエットで理想の痩せ方をするのが難しいと言われる理由は、脂肪細胞は全身に存在し、そのサイズが変わるので特定の箇所を意図的に小さくすることが難しいためです。
自力で脂肪細胞は減らせるのか?
結論、自力で脂肪細胞を減らすことは難しいです。
前述の通り、食事制限や運動によって消費カロリーを増やし、カロリー収支をマイナスにすることで体重を減らし痩せることはできますが、脂肪細胞を小さくするだけで、脂肪細胞を減らすことはできません。
一度増えてしまった脂肪細胞を自力で減らすことはできず、ダイエットによって一時的に痩せたとしても、リバウンドしやすい体質は続いてしまいます。
ダイエットには、食事制限や有酸素運動、ダイエットサプリ、マッサージ・ストレッチなど様々な手法が存在しますが、どれを試したとしても脂肪細胞の数自体は減ることはありません。
脂肪細胞を減らせるのは医療ダイエットのみ!
脂肪細胞の数自体を減らせるのは、医療機器や注射、内服薬などを活用した医療施術により体脂肪を減らす医療ダイエットです。医療行為に該当するため、医師または看護師のみが施術を担当し、安全に脂肪細胞を減らすことができます。
脂肪細胞の数を減らしたうえで、脂肪細胞のサイズも小さくすることができれば、リバウンドもしづらい体質で痩せることができます。医療ダイエットを活用すれば、元の体型に戻りづらい、かつ痩せやすい体を手に入れることができるでしょう。
医療ダイエットの脂肪細胞を減らす効果は?
医療ダイエットは、医師の管理下で施術や注射、マシンを使用して脂肪細胞を除去するダイエット方法です。医療行為にあたるため、施術は医師か看護師の有資格者しか行えません。ダウンタイムや副作用のリスクもありますが、短期間で効率的に理想の体型を目指せます。
医療ダイエットは一般的な痩身エステと比べて、効果をすぐに実感しやすいという特徴があります。
例えば、脂肪溶解注射であれば施術から2-3日で効果を実感できる場合が多いです。
医療ダイエットは全身痩せにも効果的なので、結果には個人差がありますが、3ヶ月で約15kgの減量に成功した事例もございます。
医療ダイエットはリバウンドしにくい!
また、医療ダイエットはリバウンドしにくいという特徴もあります。医療ダイエットは脂肪溶解注射や脂肪吸引などの施術によって、脂肪細胞自体を減らすため、リバウンドがしにくくなります。
通常のダイエットですと、脂肪細胞を小さくするまでなので、脂肪細胞をなくすことはできず、リバウンドの可能性が残ったままになります。
URARAクリニックは、医療ダイエットを得意とする美容痩身クリニックです。医療ダイエットが気になる方は、この後のパートで詳しく解説しているので、ぜひご一読ください。
効率的に脂肪細胞を減らしたい人には医療ダイエットがおすすめ!
ここまで、脂肪細胞を減らす仕組みや減らす方法について解説しました。
「一度体に付いてしまった脂肪がなかなか落ちない…」
「これまで痩身エステなど色々ダイエット法を試したけど全部効果がイマイチだった…」
「リバウンドしづらくて効率的に痩せる方法が知りたい…」
など本当は痩せたいけど、なかなかいいダイエット方法が見つからず、お悩みの方も多くいらっしゃると思います。
そういった方には「医療ダイエット」の検討をおすすめします。
「医療ダイエット」とは医療機関で医師のカウンセリングのもと、医療機器や注射、内服薬などを活用して脂肪細胞を減らすダイエットです。医療行為に該当するため、医師または看護師のみが施術します。
代表的な医療ダイエットの施術には、下記のような施術が挙げられます。
施術 | 内容 |
GLP-1(ダイエット薬・注射) | GLP-1は人間の体内で分泌されるホルモンの一種で、血中の糖分を脂肪に変える働きを持つインスリンを抑制し、血糖値の急激な上昇を抑えます。 |
脂肪冷却 | 脂肪冷却は脂肪を冷やすことで壊死させる施術です。 脂肪細胞は4℃という低い温度で壊死する性質があります。 そのため、ちょうど4℃で一定時間冷却することで、他の組織にはダメージを与えずに脂肪細胞のみを破壊することができます。 |
脂肪溶解注射 | デオキシコール酸などの脂肪溶解成分を注入することで脂肪細胞を破壊します。 脂肪冷却よりもより細かく施術が可能なため、細かなデザインが必要な箇所への施術に特に有効です。 |
ラジオ波 | ラジオ波とは30〜300MHzの高周波電磁波のことを指します。ラジオ波は、高周波の力で脂肪細胞を振動させ発生した熱エネルギーで体を温めます。そのため、体の内部が温まることで基礎代謝が上がり、太りにくい体質になる効果が期待できます。 |
医療電磁波 | 筋肉に電気刺激を与え、強制的に収縮運動をさせる施術です。高度肥満で自力での運動が難しい方には特に適した施術です。 医療電磁波では医療電磁場装置を使用し、通常のエステ機器や家庭用EMSよりも高い出力で、強力な電磁場を筋肉の深層部まで届けることで、効率的に脂肪細胞を小さくすることができます。 |
食事指導 | 食事指導は、ご自身の来院ごとに食事内容のヒアリングを実施し、足りていない栄養素などの適切なアドバイスを行うとともに、食事内容を元にダイエット薬の調整も行います。 |
医療ダイエットには主に下記3つのメリットがあります。
・短期間でダイエット効果を実感しやすい
・効率的に痩せることができる
・リバウンドしにくい
特に、短期間で効率的なダイエットに関しては自力で行うのは難しいです。
二の腕や太もも、お腹など気になる部分だけ引き締めたいという人には、医療ダイエットは効果的といえるでしょう。
加えて、医療ダイエットでは脂肪細胞の数を減少させるので、リバウンドしにくいのも特徴です。
自力ダイエットでリバウンドした経験がある人にとっては、リバウンドしにくい医療ダイエットはまさにおすすめのダイエット方法と言えます。
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医療痩身・医療ダイエット
URARAクリニックでは、次世代の医療を駆使した『医療美痩身』により、ただ痩せるだけではなく、より若々しく美しくなる医療痩身を提供しています。
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また、ダイエット中の不安や悩みに寄り添い、共に解決していくことができます。
リバウンドしにくい体質に導く「医療ダイエットプログラム(リバースエイジングコース、プレミアムコース)」は、ダイエット専門医師や管理栄養士が監修した、効果的な次世代医療機器や薬剤、健康に配慮した栄養指導を通じて細胞レベルのアプローチを行い感動の体質変化をお客様に提供します。
当クリニックでは、独自開発の美痩身プログラムを利用し、専門医師によるサポートと次世代医療機器、リバースエイジング治療を組み合わせた次世代療法を提供しています。医療の力で根本的な体質改善を行い、お客様の健康寿命を延ばし、生涯にわたって美しさを保ち続けることを目指します。
私たちは、健康で美しく輝くために1人ひとりの体質やライフスタイルに合わせて、最適なダイエットプログラムを提供しています。
医療機関にしかできない機械施術や点滴などに加え、あなたの健康状態やダイエット目的に応じて、食事指導や運動指導、また必要に応じて薬やサプリメントなども併用し、美しくなる痩身をサポートしていきます。
まとめ
本記事では、脂肪細胞を減らす仕組みや減らす方法について解説しました。
自力でのダイエットでは脂肪細胞の数自体を減らすことはできませんので、しっかりと仕組みを理解した上で、ご自身にあったダイエット方法を検討しましょう。
短期間で効率よくダイエットしたい、リバウンドしたくない、という方には「医療ダイエット」がおすすめです。
URARAクリニックでは、次世代の医療を駆使した『医療美痩身』により、ただ痩せるだけではなく、より若々しく美しくなる医療痩身をダイエット専門医師や管理栄養士の監修の元、お客様へ提供しています。
まずはお気軽に無料カウンセリング予約をお申し込みください。ご自身のダイエット目的・健康状態に最適なダイエットプランをご提案します。
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統括院長兼銀座院院長
20年以上にわたり、内科医として循環器や糖尿病患者の診療を担当してきました。疾病を予防するためには、肥満を克服することが極めて重要ですが、健康的な方法での体重減少は簡単なことではありません。痩身が実現できないかとの思いから、医療痩身の分野に足を踏み入れました。信頼性の高いエビデンスに基づいた新しい痩身メソッドの確立を目指し、『美痩身』を実現するために尽力しています。
人生100年時代における美容と健康に貢献すべく、医療技術及び健康への飽くなき探求を行い、”美と健康の医療的プロフェッショナル集団”であり続けるよう、日々邁進しております。ぜひご来院お待ちしております。
【経歴】
- 1992年3月 浜松医科大学卒業
- 1992年4月 みなと協立総合病院勤務
- 1998年4月 名古屋大学医学部附属病院勤務
- 2000年10月 医療法人尚徳会ヨナハ総合病院勤務
- 2015年4月 医療法人尚豊会みたき総合病院勤務
- 2022年10月 URARAクリニック銀座院勤務
【所属学会】
- 日本内科学会
- 日本循環器学会
- 日本人間ドック学会
- 日本抗加齢学会
- 日本再生医療学会
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