更新日: 2025.11.11
作成日: 2025.11.11
医療ダイエット
「最近、体重が本当にやばい…肥満外来って、何キロから行けるの?」「できれば保険を使いたいけど、条件が厳しいって本当?」「そもそも肥満外来って、一体何をしてくれる場所なの?」
ご自身の体重に深刻な危機感を覚え、専門家の力を借りたいと考えた時、「肥満外来」という選択肢が頭に浮かびますよね。しかし、いざ受診を考え始めると、次から次へと疑問が湧いてきて、一歩踏み出せずにいませんか?
「何キロから」という明確な体重の基準はなく、大切なのは「BMI」と「健康状態」です。
本記事では、医療ダイエット専門のURARAクリニックが、肥満外来を受診するための具体的な基準から、保険適用の条件、そして治療内容まで、皆さんが抱える疑問のすべてに専門家の視点でお答えします。
- 「何キロから」より重要な「BMI」の基準値
- 保険適用になる、たった2つの絶対条件
- 肥満外来で具体的に「何をするのか?」
- 「意味ない」という噂の真相と、自己流ダイエットとの決定的な違い
- 保険適用外でも、医学的に痩せるという選択肢
この記事を読めば、あなたが肥満外来を受診すべきかどうかが明確になり、健康な未来への第一歩を踏み出す勇気が湧いてくるはずです。
【結論】「何キロから」という基準はなく
「BMI 25以上」が最初の目安

まず、皆さんが最も知りたい「何キロから?」という疑問にお答えします。肥満外来には「体重〇〇kg以上」という明確な基準はありません。
重視されるのは、身長と体重から算出される「BMI(Body Mass Index)」という肥満度の指標です。
- BMIの計算式:体重(kg) ÷ [身長(m) × 身長(m)]
- 日本肥満学会の基準:BMI 25以上で「肥満」と判定されます。
まずはご自身のBMIを計算し、「25」を超えているかどうかが、肥満外来を検討する最初のステップとなります。
最も重要!
肥満外来で「保険適用」に
なる2つの絶対条件

「できれば費用を抑えたい」というのが本音ですよね。肥満治療で保険が適用されるには、非常に厳しいですが、以下の2つの条件を両方とも満たす必要があります。
【条件1】BMIが25以上であること
前述の通り、まずはBMIが25以上で、医学的に「肥満症」と診断されることが大前提です。
【条件2】肥満が原因の「健康障害」を合併していること
ただ太っているだけでは保険適用にはなりません。肥満が原因で、以下のような健康障害(病気)をすでに発症している、またはそのリスクが極めて高いと医師が判断した場合に限られます。
- 高血圧
- 脂質異常症(悪玉コレステロールや中性脂肪が高い)
- 2型糖尿病
- 高尿酸血症(痛風)
- 睡眠時無呼吸症候群
- 心臓や血管の病気(心筋梗塞、脳梗塞など)
- 重度の膝や股関節の痛み など
つまり、保険適用の肥満外来は「美容目的のダイエット」ではなく、「病気を治すための治療」であるとご理解ください。
肥満外来では具体的に何をするの?

では、実際に肥満外来ではどのような治療が行われるのでしょうか。基本的には、以下の治療を組み合わせて、長期的な視点で体重管理を目指します。
- 食事療法:管理栄養士などによる、専門的な食事指導。摂取カロリーや栄養バランスを学びます。
- 運動療法:医師や理学療法士の指導のもと、安全で効果的な運動プランを立てます。
- 行動療法:なぜ太ってしまうのか、自身の食行動のクセや考え方を見つめ直し、改善していくカウンセリング。
- 薬物療法:上記の治療で効果が不十分な場合や、高度肥満の場合に、医師の判断で食欲抑制剤などの薬が処方されることがあります。(※保険適用される薬は種類が限られます)
「肥満外来は意味ない」という噂は本当?
自己流との決定的な違い

「行っても痩せなかった」「意味がなかった」という声も耳にしますが、それはなぜでしょうか。肥満外来は、魔法のように楽して痩せられる場所ではありません。
しかし、自己流のダイエットとは決定的に違う、3つの大きなメリットがあります。
- 医学的根拠に基づき「安全」:医師の管理下で健康状態をチェックしながら進めるため、無理なダイエットによる健康被害のリスクがありません。
- 原因にアプローチするため「リバウンドしにくい」:なぜ太るのかという根本原因(食生活、行動のクセ)から改善を目指すため、リバウンドしにくい体と習慣が身につきます。
- 専門家チームの「サポート体制」:医師、看護師、管理栄養士など、専門家チームがあなたを支えてくれます。一人で抱え込む孤独なダイエットとは違います。
「意味がない」と感じる方は、治療への受け身な姿勢や、短期間での劇的な変化を期待しすぎているケースが多いのかもしれません。
保険適用外でも諦めないで!
URARAクリニックの「医療ダイエット」という選択肢

「BMIは25未満だけど、体脂肪率が高くて悩んでいる」「健康障害はないけど、将来のために、今のうちに本格的に痩せたい」「どうせなら、ただ痩せるだけでなく、美しくなりたい」
そんな、保険適用の厳しい条件には当てはまらないけれど、真剣に体を変えたいと願う方のために、私たちURARAクリニックの「医療ダイエット」があります。
「病気の治療」から「理想の自分になる」ための医療へ
保険診療が「マイナスをゼロに戻す」治療なら、私たちの医療ダイエットは「ゼロをプラスへ、さらに輝かせる」ためのものです。
最新の医療技術と専門家の知見を組み合わせ、あなたの「なりたい姿」をオーダーメイドで実現します。
遺伝子検査で、あなただけの「痩せる最短ルート」がわかる
当クリニックでは、まず遺伝子検査で、あなたが「糖質で太りやすい」のか「脂質の代謝が苦手」なのかを科学的に分析します。
自分の体の特性を知ることで、もうダイエットで遠回りをする必要はありません。
医師の管理下で、最新の治療法を組み合わせ

食欲を自然にコントロールするGLP-1受作動薬や、気になる部分の脂肪に直接アプローチする脂肪冷却など、保険診療では使えない次世代の治療を医師の厳格な管理のもとで安全に組み合わせ、あなたのダイエットを強力にサポートします。
現在、OPEN記念キャンペーンを実施中です。詳細はこちらから↓
まとめ:肥満は「病気」
迷ったらまずは専門家へ相談を

「肥満は万病のもと」と言われるように、放置すれば深刻な健康リスクにつながる、れっきとした「病気」です。もしあなたのBMIが25を超えていたり、自己流のダイエットに限界を感じていたりするなら、勇気を出して専門家のドアを叩いてみてください。
URARAクリニックでは、保険適用の有無に関わらず、痩せたいと願うすべての方に寄り添います。まずは無料カウンセリングで、あなたの悩みや目標をお聞かせください。私たちが、あなたに最適な道筋を一緒に見つけ出します。
記事の監修者

統括院長兼銀座院院長
20年以上にわたり、内科医として循環器や糖尿病患者の診療を担当してきました。疾病を予防するためには、肥満を克服することが極めて重要ですが、健康的な方法での体重減少は簡単なことではありません。痩身が実現できないかとの思いから、医療痩身の分野に足を踏み入れました。信頼性の高いエビデンスに基づいた新しい痩身メソッドの確立を目指し、『美痩身』を実現するために尽力しています。
人生100年時代における美容と健康に貢献すべく、医療技術及び健康への飽くなき探求を行い、”美と健康の医療的プロフェッショナル集団”であり続けるよう、日々邁進しております。ぜひご来院お待ちしております。
【経歴】
- 1992年3月 浜松医科大学卒業
- 1992年4月 みなと協立総合病院勤務
- 1998年4月 名古屋大学医学部附属病院勤務
- 2000年10月 医療法人尚徳会ヨナハ総合病院勤務
- 2015年4月 医療法人尚豊会みたき総合病院勤務
- 2022年10月 URARAクリニック銀座院勤務
【所属学会】
- 日本内科学会
- 日本循環器学会
- 日本人間ドック学会
- 日本抗加齢学会
- 日本再生医療学会
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