脂肪溶解注射のダウンタイムはどのくらい?顔や身体への副作用や過ごし方の注意点を解説!
脂肪溶解注射は手軽でピンポイントに脂肪を分解できる医療ダイエット施術です。
一方で「脂肪溶解注射のダウンタイムってどのくらい?」「顔や体が腫れたりしないの?」と疑問を抱く方も少なくありません。基本的に脂肪溶解注射はダウンタイムや副作用がほとんどないですが、施術を受ける前に注意点をしっかりと把握しておきましょう。
本記事では、脂肪溶解注射のダウンタイムの期間、経過、過ごし方の注意点を詳しく解説します。
Contents
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ダウンタイムはどのくらい?
脂肪溶解注射はメスでの切開が必要ない注射だけの医療施術なので、ダウンタイムや副作用はほぼ出ないか、症状が出たとしても軽度のものがほとんどです。ほぼ腫れが出ない方も多いですが、使用する薬剤の種類や肌の状態によって症状が出る可能性もあります。
- 腫れ
- むくみ
- 内出血
- 針の傷跡・赤み
- 痛み
症状が出たとしても、基本的に1週間程度で治まることがほとんどで、日常生活に支障はきたしません。
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薬剤の種類と違いは?
脂肪溶解注射で使われる薬剤には、多くの種類があります。種類によって成分は大きく異なりますが、ほとんどの薬剤には「デオキシコール酸」という脂肪溶解成分が配合されています。
一般的に、FDAで痩身効果が承認されている成分「デオキシコール酸」の濃度が高いほど効果が高く、副作用も強く出やすい傾向があります。
以下では、脂肪溶解注射の施術で特によく使われる5種類の薬剤について、特徴をまとめます。
薬剤名 | デオキシコール酸(%) | その他の主な成分 | ダウンタイム |
---|---|---|---|
BNLS Ultimate | 0.02% | ヒバマタ(海藻)抽出エキスセイヨウトチノキ(マロニエ)ペルシャグルミ(クルミ)チロシン(アミノ酸)メチルプロパンジオールマンヌロン酸メチルシラノールアデノシン三リン酸アデノシンリン酸二ナトリウムL-カルニチンアーティチョークカテキンコエンザイムQ10 | 3日間程度 |
リバイタルセルフォーム | 2.4% | フォスファチジルコリン各種アミノ酸N-アセチルシステインαリポ酸アルニカエキス | 1週間程度 |
カベリン(カベルライン) | 0.5% | L-カルニチンアーティチョークエキス | 3日間程度 |
FatX core | 1% | サラシナショウマ根抽出物ツボクサ抽出物クチナシ果実抽出物フマリア・オフィキナリス抽出物オランダイチゴ葉抽出物アルギニンベタインラフィノースイノシトールヒアルロン酸ヒスチジングルタミングリシンリジンアルギニンシステインカルニチン | 10日程度 |
リジェンスリム | ー | フォスファチジルコリンカルニチンIGF-1 | 3日間程度 |
脂肪溶解注射を打つ際は、上記の特徴に照らし、適切な薬剤を選ぶようにしましょう。
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注入可能な体の部位は?
クリニック毎の施術方針や脂肪溶解注射で使用する薬剤によって異なりますが、脂肪溶解注射を注入可能な体の部位は主に下記のとおりです。
- 顔(額・鼻・頬・アゴなど)
- 二の腕
- お腹
- 背中
- 太もも
- お尻
- ふくらはぎ
- 足首
薬剤によって注入可能な部位が変わるため、顔の中でも鼻やまぶたは注入できないという場合もあります。
事前にクリニックに相談のうえ、施術を受けるか検討しましょう。
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効果を高める3つのポイントは?
ここでは、脂肪溶解注射の効果を高めるポイントについてまとめます。
主なポイントは、下記の3つです。
- 定期的に施術を複数回受ける
- 肌の状態にあわせた施術を受ける
- 他の医療ダイエット施術も検討する
脂肪溶解注射を検討する際は、これらのポイントを押さえたうえで、施術を受けるようにしましょう。
①定期的に施術を複数回受ける
脂肪溶解注射の施術は、複数回受けることが前提となっています。一度で綺麗になれるわけではなく、回数を重ねて変化していくものであることに注意が必要です。
実際の施術回数は、使用する薬剤や、求めるスタイル、元の脂肪量などによって異なります。いずれにしても、何度か注射を打つことになるため、「1回で効果を実感したい」という方には不向きです。
②肌の状態にあわせた施術を受ける
脂肪溶解注射の効果は、個人差があり、実際に施術をしてみなければどの程度の効果が出るかは分かりません。
ですので、クリニックでは施術を実施した後の肌の状態を見ながら、薬剤の注入量や施術回数を調節していきます。
脂肪溶解注射の効果を高めるためにも、肌の状態を医師に確認してもらいながら、施術を受けるようにしましょう。
③他の医療ダイエット施術も検討する
例えば、顔への脂肪溶解注射を検討する際に、肌のハリが少ない場合は脂肪溶解注射によってたるみが悪化する恐れがあったり、顔の脂肪の付き方や肌の状態によって、脂肪溶解注射以外の医療ダイエット施術の方が適している場合も考えられます。
脂肪溶解注射もあくまで1つの手段として、医師に相談したうえで、ご自身の肌の状態に合った施術を検討しましょう。
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ダウンタイムの過ごし方と注意点は?
ここでは、脂肪溶解注射を打った後の、ダウンタイムの過ごし方や事前に知っておくべき注意点についてまとめます。
主な注意点は、下記のとおりです。
- 血行の促進を控える
- 水分を多く飲む
- 施術を受けられない人もいる
脂肪溶解注射を検討する際は、これらの注意点も踏まえ、自分に合う施術であるかを考えるようにしましょう。
血行の促進を控える
脂肪溶解注射のダウンタイムで可能性がある症状は、腫れや内出血のため、ダウンタイム中に血行を促進してしまうと、症状が悪化する可能性があります。そのため、施術後に血行を促進する行動は控えるようにしましょう。
血行を促進する日常生活の主な行動は、下記のとおりです。
- 入浴(軽いシャワーや洗顔はOK)
- サウナ
- 飲酒
- 激しい運動
- マッサージ
クリニック毎に方針があるので、医師と相談のうえ、適切な過ごし方を確認しましょう。
水分を多く飲む
脂肪溶解注射により分解された脂肪は、汗や尿に混ざって体の外に排出されます。
施術後に水分をしっかり摂れば、代謝を促し、分解された脂肪細胞の排出を早める効果を期待できます。
脂肪溶解注射を打った後は、1日2リットルを目安に水分を取るようにしましょう。
施術を受けられない人もいる
以下に該当する方は、太ももだけに限らず、施術を受けられないことが考えられます。
- 妊娠中・授乳中の方
- 高血圧の方
- 糖尿病の方
- 大豆アレルギーの方
- アレルギー性皮膚炎の方
- 心疾患の方
- 腎疾患の方
- 甲状腺機能亢進症の方
- 製剤でアレルギー反応を起こしたことのある方
- 皮下組織の筋肉が過剰に発達している方
上記のいずれかに該当する方、心配がある方は、必ずクリニックに相談し、施術を受けられるかどうか確認をしましょう。
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料金相場は?
脂肪溶解注射にかかる費用は、薬剤1ccあたりで定められており、相場は数千円〜1万円程度とかなり幅広くなっています。
相場に大きな幅がある理由には、薬剤の種類によって価格帯が違うことと、クリニックごとの料金設定に差があることが挙げられます。
まとめ
脂肪溶解注射は、大きな痛みやダウンタイムを伴わずに自然な部分痩せを叶えてくれる、効率的なダイエット方法です。施術を完了させれば、ずっと好きでいられる自分の顔や体を手に入れられます。
URARAクリニックでは、次世代の医療を駆使した『医療美痩身』により、ただ痩せるだけではなく、より若々しく美しくなる医療痩身をダイエット専門医師や管理栄養士の監修の元、お客様へ提供しています。
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【学歴・職歴】
1992年3月 浜松医科大学卒業
1998年4月 名古屋大学循環器内科入局
2015年4月 医療法人尚豊会みたき総合病院勤務
2022年10月 URARAクリニック銀座院勤務
【所属学会】
日本内科学会
日本循環器学会
日本人間ドック学会
日本抗加齢学会
日本再生医療学会